Mit Leib und Seele

ドイツ フランケン地方でパン職人として働いてます。

Reisbrot und Reisrollbrötchen

今学校で新しいプロジェクトをしている。自分オリジナルのレシピを作り、パンを焼くと言うもの。材料の組み合わせは自由で、成型も色々試していい。

 

f:id:J-INDIGO:20200311112620j:plain

私が今作っているのは、ReisbrotとBrötchen (米パンと小さい米パン)である。小さいパンは巻き寿司みたいに、ツナマヨを具に丸めのパンを作ってみた。最初、米粉をと考えていたんだけど、米の方が良くない?と先生が言うので、物は試しと作ってみた。炭水化物in炭水化物と思ったけど、米粉にしても状態は変わらないか。

 

レシピ

生地

Dinkelmehl 小麦 900g

Reis 米 100g

Honig 蜂蜜 20g

Salz 塩 20g+3g

Hefe イースト 40g

Wasser 水 500g +150g

 

フィリング

ツナ缶

マヨネーズ

胡椒

 

作り方

1、米100gと水150g、塩3gを芯が残るぐらいまでにる。感覚的には、沸騰してから中火にして10分くらい煮る。そして冷ましておく。

2、小麦粉、水、イースト菌、蜂蜜、塩 、煮た米を入れて捏ねる。生地で薄い膜が作れるまで捏ねる。

3、生地を15分のベンチタイムをとる。

4、その間にツナマヨを作る。ツナ、マヨネーズ、塩、胡椒を混ぜる。

5、生地を縦長に伸ばし、ツナマヨを真ん中に置き、巻き寿司の要領で巻き、生地の端を閉じる。

6、巻いた生地に刷毛で水をつけ、周りに白胡麻、黒胡麻などをつける。

7、輪切りに切り鉄板に置き、20分から30分発酵させる。

8、オーブンを上230℃、下 210℃に設定して、18分焼く。

9、大きなパンは500gぐらいの生地を丸めて、表面に醤油を塗り、胡麻をつけて天板に置き30分くらい発酵させる。

10、焼く前にナイフで十字の切り込みを入れる。

11、オーブンを上230℃下210℃で30分焼く。

 

※オーブンによって焼き上がりぐらいが違うので、最初は5分くらい短く設定して焼いてみてください。

 

f:id:J-INDIGO:20200311105118j:plain

今回はツナマヨの中に、七味、ワサビ塩、ワサビ、醤油、普通のツナマヨで味を変えてみた。クラスメートはほぼわさびを推しだった。

f:id:J-INDIGO:20200311105832j:plain

 

私の予想では、米の食感があるはずだったんだけど、全然感じなかった。切断面を触ると米の存在を確認することができるが、食感を感じるには少し硬めに米を煮るか、米を玄米か丸麦に変えるとまた違った食感か味になるかと思う。

 

来週、レシピ提出予定だったのだが、先週の金曜日からバイエルン州は学校の閉鎖が決まりイースター休暇が2週間早まった。再来週にはドイツ語のテストが決まっていたので、休みになり嬉しかったのだけれども、コロナウィルスの影響が更に広がっていて、領事館からのメールでバイエルン州は火曜日からバー、クラブ、プール、映画館が閉鎖され、水曜日から商店と飲食店の営業時間が短縮されることが発表されたことを知らされた。

大家さんも働いているのだが、お客さんが少なくなるため、従業員の半分は2週間家で待機し、残りの半分が働き、2週間後に交代して働くという対策をとることになったらしい。

 

これからどうなっていくのか不安が募るばかりである。