Mit Leib und Seele

ドイツ フランケン地方でパン職人として働いてます。

一年の振り返り

今年はコロナに翻弄された一年であった。今年の予定はことごとくコロナに邪魔されたと言っても過言ではない。この状態はいつまで続くのかは誰にもわからないだろうが、来年も一時帰国は無理だろうなぁ。

 

今年の出来事は

1、コロナ

2、フランクフルト・ダルムシュタット旅行

3、シフトが変わる

4、卒業試験合格

5、デュッセルドルフ・ケルン旅行

 

こうしてみると今年は何もしてないなと思う。

 

1、コロナについてはちょくちょくブログで書いていたので、これ以上は何も書く気はない。

 

2、フランクフルトは、誕生日の週に有給を取っていたので、都会のフランクフルトとHundertwasserの建築物を見学した。

フランクフルトのことは書かなかったので、少し写真を載せておこう。

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レーマー広場

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アイゼルナーシュテッグ(鉄の橋)から見た夕日

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有名なユーロマークの後ろ姿。

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Café Mozart のケーキとコーヒー。ここのコーヒーがドイツで飲んだ中で一番美味しかった。

 

j-indigo.hatenablog.com

 

3、5月からはシフトが変わって、朝シフトから夕方シフトになり、精神的に余裕がなくブログを中断し、仕事と日用品の買い出し以外引きこもることに。5月から約3月はあまり記憶がなく、仕事を覚えることと、卒業試験の勉強で大変だったことをぼんやりと覚えてる。

今は、だいぶ仕事を任せられることも多くなり、自分の意見や仕事の流れについて意見できる時もあり、生地を作ったり、焼き加減を見たりしている。ただ、大きなパンを成型するのは少し大変で、3,5kgのパンを成型すると腕がパンパンになり、次のパンの時に右腕が少しの間プルプルしているのは治らない。もっと筋肉が欲しい。

 

4、無事に卒業できた職業訓練学校。合格の発表があるまであと半年延長だろうかとガクブルしてたなぁ。本当にギリギリの成績で卒業できたので、ドイツ語の読解力をレベルアップしなければならないと感じた。

 

5、デュッセルドルフ・ケルン旅行

無事、卒業試験に受かったのでご褒美旅行。本当はイギリス予定だったのだが、このご時世行けないので気になっていた、デュッセルドルフとケルンに日本食旅行と観光へ。

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麺処 匠

デュッセルドルフで麺処 匠さん、TAKEZOさん、麺屋武一さんの3軒で食し、

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MATSUMOTO /鮨松本

ギリシャスーパーのNikolaouの中にあるお寿司屋さん。値段は忘れてしまったが、この美味しさでこの値段は安いと思える物だった。テイクアウトのみだが好きなネタを握ってもらえたり、丼にして貰える。

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串亭さんのカツカレー

カレーは自分で作るけれど、カツは流石に作らないので、ドイツでは食べることのなかった料理。久しぶりのカツカレーはとても美味しかったです。

さすが日本企業!と思ったのは、おしぼりが付いており、布で暖かかったことである。

 

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Königsalleの川

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郊外にある遺跡

 

ケルンでは

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ケルン大聖堂

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残念なことに修復中

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ステンドグラス

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ケルン大聖堂のパイプオルガン

運良くパイプオルガンの演奏に立ち合えたので、撮影した動画。手振れと画面が揺れるため酔いやすい人は閲覧注意。

 

そして大聖堂の裏手では、工房で修復作業中。

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作業中

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修復待ち(?)

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ホーエンツォレルン橋。名物なのは橋なのか南京錠なのか

3泊4日の楽しかった旅行。このほかにも、定番のパン屋巡りの話は来年にはブログで書きたいかな。

 

今年もこのようなグダグダブログにお付き合いいただきありがとうございます。来年もゆるゆると、パンのことやその他の食べ物と、日常生活について書いていくと思うので暇な時にお越しください。

 

みなさま良いお年を!

 

Frohe Weihnachten (メリークリスマス)🎅🎄

3日間のクリスマス休暇。例年であればどこかに旅行に行っているのであるが、今年は引きこもり状態。

 

そこで、少しでもクリスマスを楽しもうと今年はクッキーのデコレーションと、いつかは作りたいと思っていた赤ワインケーキ(Rotweinkuchen)を手作りしてみた。

 

まずはクッキーから。 

小麦粉(Weizenvollkornmehl) 140g

アーモンドパウダー(Mandeln gemahlen) 100g

バター(Butter) 100g

砂糖(Zucker) 100g

卵黄(Eigelb) 2個分

バニラエッセンス/レモンエッセンス 適量

ココアパウダー 24g

 

1.バターをクリーム状になるまで混ぜる。

2.砂糖とバニラエッセンス/レモンエッセンスを入れて混ぜる。

3.小麦とアーモンドパウダーを入れ混ぜ、生地をまとめる。

4.ココア生地を作る場合は、この時点で生地を半分にし、分けた生地にココアを入れ混ぜてまとめる。

5.生地を冷蔵庫で30分以上冷やしておく。

6.麺棒などで3〜5mmの薄さに伸ばし、型抜きをしてクッキングシートの上に並べる。

7. オーブンを170℃、10〜13分焼く。

 

注: 小麦粉は全粒粉を使ったが、ドイツ在住の方は405かDinkelvollkornmehlでも代用可。

注: ココアは焼き目がわかりづらいので注意するように。出来ればクッキーの大きさは大体同じ物を並べて焼くのがベスト。又、普通のクッキーと焼けば焼き加減がわかりやすい。

 

私が小さい形も一緒に焼き焦がした失敗作がこちら↓

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小さいクッキーは案の定、焼きすぎだった。

 

焼き上がったクッキーは缶に詰めて、

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半分ぐらいをアイシングクッキーにしてみた。

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アイシングをするのにネットに上がっている画像を参考にしたのだが、皆さんすごく上手なのね。今回初めてしてみたけど、めっちゃ難しかったわ。そしてめっちゃ甘かった。

 

赤ワインケーキ。

これはÜberbetriebliche Lehrlingsunterweisungで他の子が作ってたケーキ。見た目は地味だけどすごく美味しかったので、いつか機会があれば作ろうと思ったいてものの一つ。

 

バター(Butter) 250g

砂糖(Zucker) 250g

卵(Eier) 200g  Mサイズ4個分

チョコレート 150g (細かく刻んでおく。)

シナモン 1 TL ※

ラム酒  1 TL ※

ココア  1 TL ※

※TLはTee Löffelの略。コーヒーや紅茶につける小さいスプーンの事。日本でいう小さじの意味であるが量的にはドイツの方が少ないと思う。

小麦 300g

ベイキングパウダー 15g

赤ワイン 125g

 

1.バターと砂糖をクリーム状になるまで混ぜる。

2.1.に一つ卵を加え混ぜ、混ざり合ったら、又卵を入れ混ぜる。これを4個分全て混ぜ合わせる。
 3.チョコレートとシナモン、ラム酒、カカオを入れ混ぜる。

4.小麦とベイキングパウダーを振るいにかけ、生地に入れ混ぜる。

5.最後に赤ワイを加えて混ぜる。

6.オーブン175℃、65分ほど焼く。

 

※型には、油を塗り小麦粉をふりかけ、余分な小麦は落としておくかクッキングシートを敷く。

※赤ワインは葡萄ジュース100%でも代用できる。

 

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焼き上がりまでの写真を撮るのを忘れたため、切り分け済みのケーキのみ。

 

お酒は煮詰めればアルコールが飛ぶと思っていたのだけど、薄くなるだけで完全には無くならないらしい。一切れなら問題なかったのだが、二切れ食べると胃の辺りに違和感があり、顔に少し赤みが出てしまった。

普段、ビールを飲んでもワインは匂いが苦手で飲めないので、料理に少し使うぐらいで気がつかなったのだが、体質的にも苦手らしい。

又、今回作った赤ワインケーキは前回食べたケーキと味が違っていた(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

これは赤ワインの味のせいなのか、それとも別の何か、再チャレンジをしなければ。

今回は、大家さんからもらったお菓子のお返しに、赤ワインケーキを半分お返ししたので、大量の摂取は避けられたから良かったのだが、今度するときはお裾分けができる時が来たら他の赤ワインで試してみよう。

 

あと数時間でクリスマスは終わるけど、皆様メリークリスマス🎄🎅

 

 

 

Telekomの途中解約

今回の記事は、一人暮らしの家から既にインターネット契約をしている家への引っ越しの場合に適応される解約方法です。

 

約2年前に契約したインターネとが10月でまる2年となった。今の家に引っ越してからは使っておらず、無駄な月額料を払っていた。

Telekomとの契約記事はこちら↓

 

j-indigo.hatenablog.com

 

 

j-indigo.hatenablog.com

 

ドイツの解約は3ヶ月前にするのを知っていたので、7月初めにTelekomを解約しようとすると、『残念ながら、解約期間は過ぎました。次の解約期間は来年になります』とのメッセージが表示された。?である。

契約日は2年前の10月25日、3ヶ月前解約だとすれば7月24日までに解約手続きをすれば大丈夫だと思っていたのだが、Telekomの解約ページを見ると1週間ほど前に解約期間が過ぎていた。このことから解約手続きは4ヶ月前にしなければならないことになるのだが、どういったことなのだろうか?とネットで検索するもわからずじまい。

この時点であと一年無駄金を払い続けないといけないのかと絶望していると、解約ページに『特別な理由(besondere Gründen)と項目が有り、その中の

『Haushaltszusammenführung』が自分に当てはまることがわかった。

 

入力内容は下記の通り↓(字が汚いのは無視してください)

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これを全て入力後、確認メールにて2、3日後にメール又は手紙にて連絡しますと返事がきたが、さすがドイツ!どちらも来ず1週間後もう一度同じ手続きをしてしまったが、最初の手続きで完了していたらしく、無事解約ができた。本来の契約より2ヶ月早く解約が出来たが、10ヶ月早く知っていたら嬉しかったのにと思って、同じような人がいたら参考にしていただきたい。

 

 

アメリカンなチーズケーキ

今回はドイツ菓子ではなく、ドイツ人が作っているチーズケーキを紹介したいと思う。

 

ドイツのチーズケーキはQuarkと呼ばれるドイツとオーストリア特有のフレッシュチーズを使って作られている。だから、日本で食べられるチーズケーキを食べ慣れている人からすると、何か物足りなくのっぺりとと言うかモッタリとした味に違和感を感じる。酸味が少ないのも一因ではあると思うけど。

 

Würzburgにはそんなチーズケーキとは違う食べ慣れた味を提供するチーズケーキ専門のカフェがある。

 

www.main-cake-wuerzburg.de

 

ハロウィン前に行ったら、かわいいお化けのマフィンも売っていて、思わず買ってしまった。

 

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まずは塩キャラメルブラウニーチーズケーキ。

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上に塩キャラメルソースがかかっていて、白い部分がチーズケーキ、下の黒い部分がブラウニーなっている。甘じょっぱいがチーズケーキの良さも感じられるものになっていた。リピーターしたいケーキである。

 

次はニューヨーク。

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私の知っているニューヨクとは少し違うのだが、品名はニューヨーク。上の部分のクリームは甘すぎず下のチーズケーキの部分とよくマッチしている。これに関しては酸味が足りないように感じたけど、優しい味で普通に美味しかった。

 

最後にお化けマフィン。

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下のマフィンはチョコレート味。

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お化けの部分はガムのような食感で少し甘いものと中身はドイツでよく見かけるSchokokussが使われていた。

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この店は水曜日から土曜日の営業日で、水曜から金曜日は11:00〜16:00、土曜日は11:00〜15:00で買いに行きたい方は時間に注意。このケーキを買った日は土曜日で13時くらいに行ったのだが、列ができており20分くらい待つくらい人気店である。一度閉店30分前に行ったらケーキは売り切れていたので、早めの来店がいいかもしれない。

 

次の週にはスフレチーズケーキが食べたくなったので、自分で初めて焼いてみた。

焼き上がり直後の写真だが、表面が割れているのがわかるだろうか、明らかな失敗作である。原因は生地とメレンゲを混ぜる時にビビりすぎてメレンゲを混ぜ切れていなかった思われる。

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そして生地とクッキングペーパーの間にバターを塗り忘れ横の部分もシワシワである。

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味は普通のスフレチーズケーキ。もう少しレモンを足していつかリベンジをしたいかな。

 

 

チーズケーキ本

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