Mit Leib und Seele

ドイツ フランケン地方でパン職人として働いてます。

ストライキに巻き込まれる

月曜日は職業訓練学校の日で朝の7時7分発の電車に乗る。今日の朝、駅についた時に違和感を覚えた。人が少ないのだ。何時もなら3、40人の子供や大人がいるのだが、今日は10人くらいしかいなかった。まだ、冬休みじゃないのにやけに子供が少ない。

一駅で乗換駅に着き降りると、電子掲示板に「Hält den Zug aus」の表示。「電車は止まりまーす」ってなんで?!

周りの人たちはどこかに電話してあまり慌てた様子はない。この時はまだ電気系統の故障って思ってたんだけど、他の人たちや周りの学生たちは親たちに迎えにきてもらっていた。

他の人たちが三分の2くらいいなくなった時、駅員さんがいたので聞いてみた。電車は動くのかと。

駅員さん曰く、朝9時までは動かない。そのあとはまだわかんないと。

この時点で7時半になっていて、先生にメールをして遅刻のことを伝えたら、返事が「パニックに陥らない、私たちは待つ」と日本語で返ってきた。Google先生は微妙におかしい。

とりあえず、9時まで待合室で待とうとベンチに座って待っていたら、周りのドイツ人たちが「Streik」と頻繁言っている。そこで、これはストライキなのかとわかったのだ。

 

今まで、1年7ヵ月ドイツに住んでいてストライキに遭遇したことはなかった。というか、日本に住んでいたときもストライキなんてなかったし、海外旅行している時も遭遇したことがなかったからこれが人生初。

ドイツ人は慣れた様子で、話をしてたり、スマホをいじってたり思い思いに時間が経つのを待っていた。私はスマホの電池が少なかったので目をつむって時間がすぎるのを待っていた。

朝の10時になり目的地行きの電車が来て無事学校に行くことができた。

 

帰って調べてみると、大都市の交通やら長距離の電車などがストライキによって停止していたらしい。時間としては朝5時から9時まで、最寄り駅はローカル路線になるので動いていたが、乗り換える予定だった電車は長距離の電車だったため止まってしまったみたいだった。

このストライキは、

社員側

2ヵ月間、鉄道とTOEは関税調整を交渉していた。 労働組合は、従業員の給与が7.5パーセント増え、従業員が賃金の上昇、短時間の勤務時間の延長、または余暇を選択できるモデルの開発が求められています。 合計で約16万人の従業員です。
会社側
同鉄道は2段階で合計5.1%の手数料と500ユーロの一時払いを提供するオファーを提出していた。 給与の第2段階の代わりに、従業員は短時間勤務を選択することもできます。 さらに、Deutsche Bahnは、会社年金制度への貢献を増やすことを提案した。

という交渉をしていたみたい。交渉決裂したから、労働組合が警告として

ストライキを起こしたらしい。

 

もしかしたら、電車賃が上がるかもしれない・・・。